住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

2010年10月アーカイブ

安曇野に住む友人がメンバーであるバンド『ゆくりりっく』のコンサートのご案内です。

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08憲章

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08憲章

一、まえがき

 今年は中国立憲百年、「世界人権宣言」公布60周年、「民主の壁」誕生30周年であり、また中国政府が「市民的及び政治的権利に関する国際規約」に署名して10周年である。長い間の人権災害と困難かつ曲折に満ちた闘いの歴史の後に、目覚めた中国国民は、自由・平等・人権が人類共同の普遍的価値であり、民主・共和・憲政が現代政治の基本的制度枠組みであることを日増しにはっきりと認識しつつある。こうした普遍的価値と基本的政治制度枠組みを取り除いた「現代化」は、人の権利をはく奪し、人間性を腐らせ、人の尊厳を踏みにじる災難である。21世紀の中国がどこに向かうのか。この種の権威主義的統治下の「現代化」か? それとも普遍的価値を認め、主流文明に溶け込み、民主政体を樹立するのか? それは避けることのできない選択である。

 写真の人

 

お堂にはいろんな人の写真があります。

誰かが持ってきて貼っていきます。

いつの間にかそんな写真でお堂の前は一杯になっています。

おじいさんやおばあさんの写真もあります。

お父さんやお母さんの写真もあります。

お兄さんやお姉さんの写真もあります。

弟や妹の写真もあります。

赤ちゃんの写真もあります。

黄色くなった紙の中に、人の形がぼんやり見えているだけの写真もたくさんあります。

破れてしまったものはもっとたくさんあります。

 

 おじさん

 

 そのおじさんは松葉杖をついていました。

 一人ではお風呂に上手に入れないので、黒い髭をはやした別のおじさんが一緒にいます。松葉杖のおじさんは人に会うといつも嬉しそうに笑います。髭のおじさんも一緒にいますが、あまり笑いません。二人はよくお風呂屋さんにいます。でも二人が本当はどこに住んでいるのか誰も知りません。誰かが本当は遠くにお家があると言っているのを聞いたことがあります。でも、もう何年も何年も帰っていないんだそうです。

 

おじいさん
 
 僕がそのおじいさんと会ったのはお遍路さんがずっと昔から旅の道標にしてきたという大きなクスノキの下でした。おじいさんはビニールの小さな青いリュックを背負って、クスノキの根元に腰をおろしていました。右手には曲がりくねった木の杖を持っていました。右足と左足は、種類も大きさも色も違うゴム草履を履いていて、もう何年も裸足でいるのが一目で分かるくらい真っ黒くなった足です。その足は僕の足とは違う形をしていて、とくに親指は左右ともぐにゃりと曲がっていて、そこだけ不思議なくらい真っ白な爪は爪の形をしていません。他の爪はどうなっているのかというと、もうみんな取れてしまったのか生えなくなってしまったのか見えませんでした。

 

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