住職日記

超訳! 観 音 経

超訳! 観 音 経  観音さまのお経を試みにやさしく訳しました。紫色のところだけ読んでみてください。少しでも観音さまの心である「大悲心」を感じていただければ幸いです。 『妙法蓮華経 観世音菩薩 普門品第二十五』 […]

焼八千枚護摩供 その6 結願 任せる

任せよう どれほど経ったのか、はっと気が付いた時、私は自分がまだ護摩壇の座にいて、お堂がぐらぐらと揺れているのを感じました。しかしそれはお堂の揺れではなく、お堂を揺るがすほどの「声」なのでした。手伝いのお坊さんやご信徒た […]

義捐金 ご報告と御礼

ご報告 4日間、ご参拝の皆さまにお寄せいただきました義捐金を、被災された方のもとにお届けします。 義捐金合計 208,790円 引き続き皆さまと一緒に出来ることをしてまいりたいと思います。 長谷寺 住職 感謝 合掌

謹賀新年

謹賀新年 皆さま、あけましておめでとうございます。 昨年は大変ありがとうございました。 本年も何卒よろしくお願いします。 この一年が、皆さまにとって佳き年でありますように、ご本尊十一面観音に心よりお祈り申し上げます。 そ […]

焼八千枚護摩供 その5 行の厳しさ

焼八千枚護摩供 その4へ(前の記事へ) 法のえにしに恵まれて この護摩行は、大法であるがゆえに実修することができる僧は多くありません。用意するもの、道場、手伝ってくれる僧侶をはじめとする人がとても多くなります。その意味で […]

焼八千枚護摩供 その4 いよいよ八千枚

焼八千枚護摩 その3へ(前の記事へ) 行の始まり その日は朝から小雨が降っていました。如法に身を清め、この一日は無言行となります。長時間の護摩行の中座は許されませんので、便意を防ぐ意味もあり夜から水も断っています。 朝五 […]

焼八千枚護摩供 その3 身口意を調える

焼八千枚護摩供 その2へ(前の記事へ) 行者の食事 この二十一日間の食事は朝と昼の二食と定められます。仏道本来の二食(にじき)です。最初の一週間は肉類を断つ精進、二週目は米や麦などを断つ五穀断ち、そして三週目は断食となり […]

焼八千枚護摩供 その2 禅関に限られて

焼八千枚護摩供 その1へ(前の記事へ) 前行二十一日 そのようにして寺の日常の勤めのかたわら、少しずつ準備をし、先生方の教えや、仲間の助けをいただいていよいよ本行に入る九月を迎えました。 先ず前行として二十一日間、一日三 […]

焼八千枚護摩供 その1 八千度の生死

焼八千枚護摩供 1 長谷寺 住職 岡澤慶澄 さる令和五年十月九日、私は真言宗における修行のひとつで、古来秘法とされる「焼八千枚護摩供」という尊い修行をさせていただきました。 これから何回かに分けて、この行に取り組むことに […]

焼八千枚護摩供のご案内

焼八千枚護摩供 結願法要  合掌檀信徒の皆様白露の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 本年令和五年は、真言宗の宗祖である弘法大師空海さまのご誕生1250年のよき年です。これを慶祝し、長谷寺では檀信徒の皆さまに […]

火渡り

令和5年、6月18日、長谷寺にて、弘法大師ご誕生1250年を祝い、柴燈護摩が営まれました。その時の様子をご覧ください。 この度の柴燈護摩法要にご参拝くださったみなさま、お手伝いしてくださったみなさま、ご縁の皆さますべて感 […]

これからの供養のかたち

長谷寺ともご縁の深い「お寺の未来(まいてら)」の井出悦郎さんが、これからの供養についての本を出版されました(2023/6/1)。 亡き人をこの世から送り出すかたち、残された人が悲しみを分かち合い、癒していくかたち、先だっ […]