住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

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長谷寺で、ジャズのライブがあった。

横浜や東京で活動する「風狂知音」というユニットだ。

P1020156.JPG

用意してきた音を演奏するのではなく、その『場』に流れている音楽を感じ取って奏でるという。

夏目漱石の「夢十夜」に運慶の話があったのを思い出した。

運慶が大きな木にノミを当てて「木の中に埋まっている仏を彫り出している」というようなことを語る場面だ。

場に流れているものや秘められているものを探り当てていく感覚というのは、ちょっと僕も錆びている気がする。

密教の『加持』という言葉にも、「場」という意味があり、場の力との感応道交を大切にする。

空海弘法大師の言う「三密加持すれば即疾に顕る」という言葉も、人間と場との深い関わりを前提にしているものだろう。

場との関係性が弱まっている僕自身のあり方も現代人のあり方も、命が有する何らかの感性の鈍化を意味しているに違いない。

長谷寺の『長谷』という場の意味や力を考えると、弱ったことである。

アドリブには、ジャズという音楽の命があると改めて感じた。

素敵な夜でした。

風狂知音サイトはこちらから。

http://www.fu-kyo.com/

長谷寺では恒例の釈迦涅槃図のお絵解きをいたします。

皆さまのご参集をお待ちしております。

3月15日はお釈迦さまがお亡くなりになった(入滅された)日。

沙羅双樹の間に身を横たえ、諸仏や神々、弟子や友人や動物たちに囲まれて、

最期の法を説きます。

沙羅の樹には時ならぬ花が咲き、天からは妙なる音楽が聞こえてきました。

お釈迦さまのご誕生から、青年時代の修行や、多くの人々との出会いと別れ。

真理を求め、人々とともに、悩み、喜び、歩んだ80年のご生涯。

たった一枚の画から紡ぎだされる大いなる魂の旅路。

耳を澄まし、心を遠く2500年前に羽ばたかせて、お釈迦さまに会いに行きましょう。

 

涅槃図1.jpgのサムネール画像

お絵解き「釈迦涅槃図」

-お釈迦さまのご生涯-

日時 3月15日  

  ①午前10時より 

  ②午後2時より

場所 長谷寺庫裏

口演 岡澤恭子

      (住職夫人)

会費・入場料などは不要です。どなたでもご参加できます。

お寺の庫裏にはストーブがありますが、まだまだとっても寒いです。温かいお支度でお越しください。信州ではこの日を「やしょうま」といいますね。手作りの「やしょうま」のお供え持ち寄りも大歓迎です。

お子さま連れのご家族の方、子どもたちの「干支」の動物もお釈迦さまの画の中にいるから、一緒にお参りして自分の干支の動物たちがどんな姿かじっくりお参りしてくださいね。

皆さまのお参りを心よりお待ちしております。長谷寺 住職合掌

 

 

 

 

今月の6日、もうじきです。

長野市の刈萱山西光寺で毎月開催されている「ながの南無の会」で「観音さまと信濃三十三観音巡礼」についてお話しをすることになりました。

たまたま今年から私が札所連合会の事務局になったせいもありますが、はたして無事に話せるかな。

この「ながの南無の会」も毎月続けてすでに271回というから凄いものである。

予定は下記の通り、よろしかったらお越しください。

 

日時/26日(水) 午後6時30分より

会場/かるかや山西光寺(長野駅徒歩7分)

(長野市北石堂町中央通りローソン上)

参加費/各1000

 

2008年8月

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