住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

巡礼の最近のブログ記事

清原選手がとうとう引退した。最終打席は、見事なフルスイングの三振だった。

僕は同じ歳だ。彼がPL学園で甲子園で大活躍した頃、僕の母校も甲子園に出場した。その応援練習の時に「PL倒せー!」と全校で声を揃えたのを思い出す。

それ以来、同じ時間を生きてきたとはいえ、僕の20年とはだいぶ違う。

特別のファンであったわけではないが、同世代のスターとして、彼の活躍や不振や移籍や言動は、なんとなく注目してきた。

その清原選手が、引退を機に、四国八十八ヶ所を歩きたいのだという。

バットを金剛杖に持ち替えて、痛む膝を労わりながら、遍路路をゆく清原。

大スターの20年間の道の終わりに、彼の中に、どんなふうに遍路道が見えてきたのだろうか。

どんな歩みが出来るのだろうか。

これからの清原和博さんには、同世代として大いに注目したい。

(出来れば、テレビ局同行のようなお遍路にはなってほしくないのですが、、、、)

今日は、長野県カルチャーセンターで「信濃三十三観音」についてお話しをして来ました。

担当の方が「問い合わせがありますから」ということで初めて企画してくださいました。札所連合会の事務局という立場から、巡礼について、観音巡礼について、観音さまについてなど、約2時間にわたってお話しをして来ました。

僕が思ったより参加者も多く、また皆さん熱心にお聞きになってくださいました。感謝。

観音さまや、その教えの世界にひかれる人がたくさんいることを感じました。「眠くなったら寝てください」と言ったのですが、皆さん自ら進んで受講されているだけに、年配の方も多い昼食後の時間帯でしたが皆さん目を輝かせて僕の話に耳を傾けてくださいました。

教室での講義は今回だけで、今後は5回のコースで実際に信濃の札所めぐりをします。

今年は長谷寺の参加者がなくて中止になってしまっていたのですから、思いがけずまたまた観音めぐりが実現してありがたいですね。

このたび、信濃毎日新聞社から信濃三十三観音めぐりの案内書である「観音さまだいすき」が出版された。

信濃札所連合会の事務局として僕も編集のお手伝いをした本である。前編カラーの豪華版で、お寺の紹介ばかりでなく、巡礼の道々の観光スポットやお土産の紹介など、情報が豊富で担当の編集者の方も「これぞ信濃札所の決定版」と自負している。

 

33book2.jpgのサムネール画像のサムネール画像

信州には「信濃三十三観音霊場」という観音さまの寺を巡る巡礼の道があります。長谷寺はその第十八番札所になっています。

なかなか歴史も古い札所めぐりなのですが、このたび、その三十三ケ寺の様子を美しい映像に納めたDVD(75分)が発売されました。各寺院が加入する札所連合会も協力して、長野の映像制作会社で制作してくださったものです。

33DVD.jpg

長谷寺でも販売しています。

長野の書店でも購入できますが、「コンテンツながの」さんでも取り寄せ可能です。各寺の貴重な映像や四季折々の映像もあり、とても素敵です。途中、札所連合会の事務局サイド代表で私が出演しているのが、いささか不安要素ではありますが、40代の私の映像記録としても貴重であります。

信州を一回りする映像の旅でもあり、一度巡ったことのある方には懐かしく、まだ巡ったことのない方には「行ってみたい」と思える内容になっています。ぜひお求め下さい。

金額はDVD1枚で¥1,550(税込)です。よろしくお願いします。

今年は秩父の三十四観音さまがいっせいに御開帳である。

そこで長谷寺でも檀信徒さまや地域の方を募ってバス巡拝をすることを企画し、昨日がその第1回目であった。

今回は、地域の方の他にも、話を聞き付けて戸隠から参加して下さった人や、もう長いこと長谷寺のお観音さまをご信心されている京都の信者さんや、また私の友人である若き仏師のY君は名古屋から参加してくれた。長谷寺の写経の会の方も多く、私自身も久しぶりの秩父路を楽しみに参加した。

開帳の期間が、今月18日から7月の18日まででということもあり、始まったばかりのせいか土日でもないのに凄い人出であった。一番の札所は、本堂前がごった返して、なんだかバーゲンの開店前のような熱気を感じた。

日帰りを4~5回で満願しようというのであるから、1回平均で7ヶ寺位をお参りしなくてはならない。しかし、交通事情や寺の配置をあれこれ考えると、1回目にたくさん巡拝して稼がなくてはならない。そんな思惑の結果、初日の昨日は11もの寺を回ることになり、かなりグロッキーになった。

小さなお寺が多い秩父の札所めぐりではあるが、歴史はそれぞれに深くまた巡礼を迎えてきた札所としての気配、祈りの道としての風格がある。その風格は、偉そうでないのがいい。その温かみが、現代人には温泉のようなリラクゼーションを与えてくれる。

次回は来月、若葉の季節。

昨日は、長野の映像制作会社であるコンテンツながのさんに行ってきた。間もなく完成する予定の「信濃三十三観音」のDVDの仕上がり具合を、札所の事務方として見に行ったわけである。

 

 

 

昨日の夕方のことである。

高校時代から親しくしている友人Nが訪ねてきた。ぶらっと立ち寄ってくれたのならよいが、手には請求書を握り締めている。そう、彼は友人であると同時に長谷寺の各所に破損箇所が生じた場合に対応してくれる建設会社の若社長でもある。Nと呼ぶべきところであるが、以下本人のたっての希望によりナカザワヨシトモと本名で表記するところの彼が、粗品のタオルとともにちらつかせている請求書には、先日設置してもらった納経所の雨どいの工事代金と、息子がうっかり割ってしまった自宅玄関のガラスの修理代も含まれているはずであった。 

 

2008年10月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント