住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

社会の最近のブログ記事

おてらおやつクラブ

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長谷寺では、「おてらおやつクラブ」の取り組みに参加しています。


この取り組みは、公式ウェブサイトの言葉を紹介するとこんな感じです。


「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえもの」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、全国のひとり親家庭を支援する団体との協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。おすそわけを通じ、ご家庭と支援団体との関係性の深まりに寄与し、貧困問題の解決への貢献を目指します。



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お寺は全国にあり、その数はコンビニより多いと言われますね。それらのお寺では、檀信徒の皆様からの御本尊さまお供えがあり、また先祖や亡き人の供養としてお供えされるお菓子があります。お菓子ばかりではありません。お米や野菜などもお供えされます。


私ども寺に住む住職やその家族(寺族)は、それらの「おさがり」を糧として暮らしています。それはとてもありがたいものです。師である長老は「我々はおさがり、すなわちお仏飯をいただいているから残してはいけないよ」とよく申します。また、それらのお菓子は、ご法事の折には参列の皆さまのお茶うけとして出されます。お供えした方の供養の心とともに、おさがりが回っていく仕組みがあるのですね。お供えがおさがりとして、無駄にならず生かされていくとても良い仕組みですね。


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 (おやつクラブのポスター)


この『仕組み』は、現在では個々のお寺で完結し、ある意味では閉じていますが、昔は地域的にお供え物を分かち合い、シェアしていく広がりのある仕組みだったと思います。神仏に供物を供える布施や喜捨という宗教的な行為の中には、個人の所有物やお金が、社会に循環していく仕組みという側面もあるのです。その意味で「おてらおやつクラブ」はこの『お供え循環システム』を現代に蘇らせる画期的な取り組みではないかと思います。


長谷寺でも、この取り組みに参加し、縁日や写経の会で、ご本尊さまにお供えされる供物を、貧困家庭を支援している団体を通じてお届けしたいと思います。


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(先日の写経の会で参加者からお供えされた品々)


ご参拝、ご縁の皆さまには、いつもいつもでなくても結構ですが、時々で良いので、チョコ一箱、ガムひとつでも、お観音さまにお供え下さい。少しずつ、でも、そんなお寺が地域に、全国に広がれば、その力はとても大きなものになるでしょう。


参拝と、供物を供養する功徳が、回向されていくのは、仏さまの心に叶うものでもありましょう。


皆さまの「祈りの心」が困っている人を少しでも「支える力」へと転じていく窓口や機能として働く時、日本のお寺のもつ可能性はまた大きく広がっていくものと思います。また日本のお寺の役割りには、本来そのような機能がセットされていると思いますので、皆さんの祈りや思いが、お互いに支え合う社会的な力へと転換していく大きな循環の仕組みづくりの中で、お寺の存在を見直してほしいと思います。


震災義捐金

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ご報告

 

長谷観音に参拝結縁の皆さまからお寄せいただいております震災義捐金。

 

宮城の登米市のお寺の奥様で、被災者支援チーム「TEN」の代表として奮迅の菩薩行にまい進する杉田史さんを通じて被災地の皆さまに送らせて頂きました。


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募金を寄せて頂いたみなさま本当にありがとうございました。

 

こちらは杉田さんの「TEN」のホームページとその活動ぶりを伝えるブログです。

ぜひご覧ください。

 

TENホームページ

ブログ「晴耕雨読で和顔愛語

 

 

長谷寺では、今後とも募金を継続してまいりますので、皆さまにはご協力のをよろしくお願い致します。

 

葬式不要論略縁起

| | コメント(2)
「葬式いらない」「戒名いらない」という発言の背景にある意識は、家族とか親戚とか地域という血縁や地縁をベースとする帰属意識から、良かれ悪しかれ自由になった人のものなのだろうし、そのような意識に向けて語りかけられている言葉だと思う。

これに対して、従来の葬儀や結婚式というものは、儀式の機能から見ると、血縁や地縁の帰属意識を強化する働きがあったと思う。
地縁や血縁に基づく結束力を維持していなければ、農業をベースにする生活は営めないのだから。
当然、日本の仏教は、こういう地縁と血縁を基礎とする地域社会のものであった以上は、その帰属意識に向けて語られる言語によって発展してきたものだ。

その意味で、従来の地縁・血縁の帰属意識から離脱した都市生活者にとっては、伝統的な葬儀や仏教寺院や僧侶のあり方は、せっかく「自由」を獲得した心身を再度回収しようと迫ってくるものだ。

都市に住み世代を重ねれば、あらたな血縁や地縁に帰属していくこともあるから、中には逆に伝統的なスタイルの葬儀や寺院や僧侶に違和感を感じない人もあるかもしれない。

しかし、都市生活というものは、伝統的な地縁や血縁から離脱した人によるものだから、伝統的なシステムとの幸福な出会いは困難だろう。それらは「自由」を妨げる「悪」に映ることさえあるのではないだろうか。

葬式不要論の発言に目くじらを立てるより、発言のこうした背景に目を向けて、従来の帰属意識とは別の意識を基本にして生活している都市生活者にとってふさわしい葬送の形を模索していくべきではないだろうか。

もっとも、伝統的な価値観に依拠している寺院と言ってはみるものの、僧侶が伝統的な学びや修行を真に実践していないのだから、やっぱしこういうのって説得力ないなあ。

ガンバレ!宮崎のみんな

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もう、理屈抜きで、みんなで応援しよう!

宮崎のみんな、がんばれ!

義援金受付
「宮崎県」

1 ゆうちょ銀行口座

【ゆうちょ銀行でお振り込みされる場合】
記号:01740-9
番号:69998
口座名:社会福祉法人宮崎県共同募金会

【ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振り込みされる場合】

金融機関名:ゆうちょ銀行
 店名:一七九(いちななきゅう)店
 店番:179
 預金種目:当座預金
 口座番号:0069998
 口座名:社会福祉法人宮崎県共同募金会

2 宮崎銀行 本店
 預金種目 普通預金
 口座番号 1062303
 口座名義 社会福祉法人宮崎県共同募金会
 会 長 佐藤 勇夫

3 宮崎太陽銀行 本店
 預金種目 普通預金
 口座番号 1326266
 口座名義 社会福祉法人宮崎県共同募金会
 会 長 佐藤 勇夫

4 宮崎県信連 本所
 預金種目 普通預金
 口座番号 0017650
 口座名義 社会福祉法人宮崎県共同募金会

5 高鍋信用金庫 本店
 預金種目 普通預金
 口座番号 1354623
 口座名義 社会福祉法人宮崎県共同募金会
 会 長 佐藤 勇夫

6 みずほ銀行 宮崎支店
 預金種目 普通預金
 口座番号 1941560
 口座名義 社会福祉法人宮崎県共同募金会

1のゆうちょ銀行については、全国のゆうちょ銀行からの振込手数料はかかりません。

2の宮崎銀行口座については、支店及び全国地方銀行協会加盟行
  (社団法人全国地方銀行協会ホームページ:http://www.chiginkyo.or.jp/06_link/index.shtml)からの振込手数料はかかりません。

3の宮崎太陽銀行口座については、支店及び第二地方銀行協会加盟行
(社団法人第二地方銀行協会ホームページ:http://www.dainichiginkyo.or.jp/jp/about/list/)からの振込手数料はかかりません。

4宮崎県信連については、宮崎県内JAからの振込手数料はかかりません。

5高鍋信用金庫については、宮崎県内の信用金庫からの振込手数料はかかりません。

※その他の金融機関は振込手数料がかかります。
※中央共同募金会におきましても、yahooホームページ(http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/341007/)を通じて寄附を募集しておりますので、参考にお知らせします。

◆募集期間

平成22年5月14日(金曜)から7月30日(金曜)まで

◆問い合わせ先
宮崎県福祉保健部福祉保健課
電話 0985-26-7074、0985-26-7075 Fax 0985-26-7326
社会福祉法人宮崎県共同募金会
電話 0985-22-3878 Fax 0985-22-3879

【参考】
上記の被害畜産農家に対する「宮崎県口蹄疫被害義援金」とは別に、県が取り組む口蹄疫対策に対し寄附していただける場合は、インターネットからでも利用できる「ふるさと宮崎応援寄附金」(いわゆる「ふるさと納税」制度)などの寄附制度(税制上の優遇措置を受けられる場合があります。)があります。
制度については県庁のホームページ(http://www.pref.miyazaki.lg.jp/furusato/)をご覧いただくか、次までお問い合わせください。

個人の場合
宮崎県総務部財政課(電話:0985-26-7014 Fax:0985-29-8789)
法人の場合
宮崎県県民政策部総合政策課(電話:0985-26-7115 Fax:0985-26-7331)

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<川南町役場>
尾鈴農協 本所
普通 0088983
川南町口蹄疫対策支援金 川南町長 内野宮正英
カワミナミチョウコウテイエキタイサクシエンキン カワミナミチョウチョウ ウチノミヤマサヨシ

<都農町役場>
尾鈴農協 都農支所
普通 0049251
都農町口蹄疫支援本部 代表 河野正和
ツノチョウコウテイエキシエンホンブ ダイヒョウ カワノマサカズ

ミクロネシア連邦憲法

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ミクロネシア連邦憲法  

The Constitution of the Federated States of Micronesia 前文 PREAMBLE

 

われらミクロネシアの民は
主権者として
ここにミクロネシア連邦憲法を制定する

この憲法のもとに
われらの共通の願いとして
平和と調和のうちに生き
過去の伝統を守り
未来への約束を果たすことを宣言する

多くの島々が織りなすひとつの民族となるために
われらはその文化の多様さを尊重する

政治資金の仕分けもやってくれ

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なんというか、画期的と自画自賛している大臣のいる「仕分け」であるが、ニュースなどでみているうちに、なんだか嫌な感じがしてきた。

確かに、膨大な税金の使途だから、好き勝手に誰かが儲かるような仕組みの中で決められるのは面白くない。

しかし、「仕分け人」という必殺仕事人みたいな名前の方々が、鋭く、鮮やかに、国民の知らないこれまでの国家の暗部に切り込んでいるような情景は、どういうわけか、中村モンドに共感したようにはとても共感できない。

どうも弱いものいじめに見える。

インフルエンザ

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息子が新型のインフルエンザになった。

 

周囲の中学校や小学校ではだいぶ流行していて、学級閉鎖も続いていると聞いていたが、地元の塩崎小学校にはまだそれほどの感染者は出ていなかった。

ところが、数日前に、同じ5年生の隣のクラスに発生したらしい。

らしい、というのは、母親同士の噂話で「気をつけなくっちゃね」ということだったからだ。

しかし、それはあっという間に拡大してそのクラスは忽ちに学級閉鎖になってしまったのだ。

ところがである。

2017年2月

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