住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

住職の独り言: 2012年7月アーカイブ

さる620日~22日までの3日間、ブラジルのリオデジャネイロにおいて開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」。

この会議は、地球環境の保護や持続可能な開発のあり方を、国際的に取り組んでいくためにブラジル政府の提案により、国連によって開催されたもの。

たくさんの各国のリーダーたちがスピーチをした中で、一番最後に登場したウルグアイの大統領であるムヒカ氏のスピーチは大変すばらしいもので、マスメディアでは取り上げられていませんが、インターネットを通じて、静かな感動と共感をもって世界に広まっています。

以下に、打村明さんの翻訳でご紹介いたします。もとのサイトはこちら

ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)

mujica.jpeg

会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。


我々がこれをやったのだ、と。

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佐久総合病院の色平哲郎先生が本を出版された。

その前書きにこんな言葉が紹介されている。


「人々の中へ」   Go to the people

 

人々の中へ行き

人々と共に住み

人々を愛し

人々から学びなさい

人々が知っていることから始め

人々が持っているものの上に築きなさい

 

しかし、本当にすぐれた指導者が

仕事をしたときには

その仕事が完成したとき

人々はこう言うでしょう

「我々がこれをやったのだ」と

 

                --- 晏陽初 ---

色平先生のブログ

 

僕らには、手柄や実績を自分のプロフィールに書き込みたくなってしまうボンノーがセットされている。

実績を重ねるのは、大きな励みになるから、悪いことばかりではないけれども、指導者という立場に立つ人について言うと、「おれがやった」と口に出したがるようだと、困る。

選挙があれば、みんなで参考にすべき言葉じゃないかな。

2015年7月

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