住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

住職の独り言: 2017年1月アーカイブ

其中一人

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謹賀新年

あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。

ご挨拶が遅くなりましたが、本年が良い年となりますよう、皆様とともに心よりお祈り申し上げます。

世界の情勢を見渡しても、日本の社会の様子を見ても、報道を見る限り不安なことばかりのように思えます。

しかし、大切なのは私たち一人一人が、与えられた場所でしっかりと暮らしていくことですね。

観音経には、「その中の一人」という言葉があります。

知らず知らずに悪鬼・羅刹の世界に迷うこんでしまっても、その中の一人が、観音様を呼べばみんな大丈夫だ、と説かれます。

観音経は、世界が争いや憎悪に満たされてしまっても、その中の一人、すなわちあなたが観音様の心である慈悲=慈しみと思いやりを見失うことがなければ、あなたはもちろん、この世界はきっと大丈夫だと、語りかけているのですね。

現実をしっかりと見つめるまなざしとともに、身の回りや世の中が不安をおあり、悲観的な情報であふれても、「その中の一人」としていつも観音様(慈悲心)を見失わないようにしたいですね。

初詣では、たくさんの皆様とともに、この一年の健やかな日々を観音様にお祈りいたしました。

寒さ厳しくなりますが、どうか皆様、お体を大切にお過ごしください。


写真は、初詣の護摩祈祷の様子です。


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