住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

寺暮らしの最近のブログ記事

長谷観音の境内では、現在、排水処置を含む参道の整備事業が進められています。

 

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山腹にある境内ですから、雨が降ると、山からの水が流れてきたり、また染み出してきて、境内の、ちょうど観音堂へ歩いていくところが「グチャグチャ」になってしまうのが、悩みの種でした。

ただでさえ、長い石段を頑張って登って、ああやっと着いたよ、と観音堂に進むその時になって、足元が「グチャグチャ」なのは、雨水は自然のことだもの、と頭で分かってはいてもやはりガッカリする。

しかも、水はけが悪くて、一度雨が降ると、いつまでもいつまでも水がたまっているし、染み出してくる水も少なくない。

そういう悩みの種を解決したいと願っていたところ、檀家総代さんたち、そして檀家の皆様のご理解をいただいて、排水と参道の整備が実現した。

夏のお祭りが8月9日の夜だから、なんとしてもそれまでには終了したい。

現在、排水のためのアンキョの埋設のための土木工事がすすめられています。

 

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だんだん暑くなる毎日で、梅雨も近づいて、現場の工事の皆さんは大変です。

(しかも、私がうっかりして伝えるのを忘れていたので、バックフォーが2度も水道管を・・・・涙)

工事中は、参拝の皆さまに御不便をおかけしますが、夏には整備されて歩きやすくなった参道が完成しますので、しばらくの間お待ち下さい。

南無工事安全

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4.jpgのサムネール画像

娘(6才)が描いた「仕事に出かける私の図」である。

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年の瀬が近づき、寒さも冬らしくなって来ました。

風が冷たくなったと外にでるズクがなくって来る頃になると、一本の電話が入ります。

それは、弟の奥さんのご実家からで、「今年もそろそろですよぉ」と、お寺で漬ける分の野沢菜を分けて下さるお電話なのだ。

いつ頃からか、北風小僧の寒太郎のように、我が家にいよいよ冬を知らせる電話を頂くと、いそいそと頂戴に向かう。

ちょうど、長谷寺と千曲川をはさんで東側の山の麓にお宅がある。

車で、広々とした田んぼの中を抜けていくと、あちこちの畑で野沢菜を収穫している人の姿を見かける。また、庭先で家族総出で野沢菜を洗って漬け込んでいる家もある。

信州の冬の始まりだなぁ、と思う。

地元に一軒のお豆腐屋さんがある。

私が子どもの頃、そのオジサンが自転車だったか、カブだったかをノロノロと運転しながら、例のラッパを吹き吹きあちこち御用聞きをしていた。

寺の施餓鬼には欠かせない食材で、手作りの味わいがあり、素朴で、何と言うが「コシ」があった。

ある時、学校の帰りに豆腐屋のおじさんのラッパを聴きつけ、みんなでおじさんが商売をしているところには走っていった。

私の仲良しのいたずらっ子が、大きな声でおじさんに尋ねた。

「おっちゃんも、豆腐食うだ?」(「~だ」はこの地域の用法で疑問や独り言などに多用される。例:「どこ行くだ?」「さて、畑行くだ」)

ちょっと、悪ガキらしい意地悪な聞き方であった。

すると、豆腐屋のおじさんは、驚くような大きな声できっぱりと言った。

 

二十四節気では白露節、七十二候だと草露白になり、今朝は御堂の屋根にも朝露が乗っていた。

鐘つき堂から朝日を眺めていると、千曲市の森の辺りは朝靄がかかっている。

裸足の足が肌寒く感じ、ふと気がつくと息が白い。

「ああ、秋だなあ」と思わず呟いた。

いつものように、本堂裏山の倒木や枯れ枝の片付けに来てくれている小山さんが、上のほうから声をかけてきた。

「おはよぉ、さむいなぁ」

笑いながら、大きな篭を背負い降りてくる。背負い籠には枯れた枝や切った枝が一杯に入っている。

娘写経

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11月に6才になる娘が5月から寺の「写経の会」に参加している。

今日も参加した。

むろん、まともな字になるはずは無いのだが、それなりになる。

〈写経における「まともな字」とは何か、これも悩ましいところだ〉

息子は何度も参加しているが、相変わらずミミズの這ったような気味の悪い字のままだが、娘の方が何となく字に見える。

最初は、筆ペンでやってみたが、筆圧の調整がないから、インクがどんどん出てしまって丸い黒団子の列になってしまった。

そこで、前回からはサインペンにしてみた。これはいける。

もっとも、般若心経を最後まで書きつくすのはまだ難しくて、三分の一位になると投げ出してどこかへ脱走してしまう。

2010年6月

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