住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

寺暮らしの最近のブログ記事

サンジョサン

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今年も8月9日の夜、地元塩崎の山崎地区の若衆によって、長谷の観音さまに「三十三燈籠」の献灯が行われました。

 

お寺の檀家さんから素晴らしい映像が届けられましたので、皆様にご紹介いたします。

 

ご覧ください。


長谷寺 涅槃会(やしょうま)のお知らせ

釈迦涅槃図絵解き

~お釈迦さま最後の旅~

長谷寺ではお釈迦さまの命日(やしょうま)に当たり寺宝「大涅槃図(ねはんず)」を公開しお絵解きをします。仏教の祖、お釈迦さまの最期の様子が描く涅槃図の絵解きは、お釈迦さまが80年のご生涯を通じて、お釈迦さまが何を求め、何を伝えたのかを物語ります。長谷寺の寺宝「大涅槃図」のお絵解きで、お釈迦さま最期の旅路を一緒にたどりましょう。

やしょうま平成25.jpg

■期日   3月15日(金)   

午前10時~  

午後 2時~

■場所       長谷寺 庫裏   長野市篠ノ井塩崎878

■絵解き    岡澤恭子

■笛奉納     maru

■参加       無料。どなたでもご参加できます。 

■内容        釈迦涅槃図の絵解き~お釈迦さま最後の旅~

              長谷寺の寺宝「大涅槃図」を公開し絵解きをします。

              涅槃図は縦2.3メートル、横2.3メートル。江戸時中期の作。

絵解きでは、お釈迦さまの80年のご生涯と、お亡くなりになる最後の場面のお話をします。分かりやすい絵解きによって、愛別離苦、生者必滅、会者定離という教えの世界が、私たち自身の出会いと別れの経験と響きあって、深い感動とともに伝わってまいります。

■問い合わせ  長谷寺 026-292-2102

■備考        絵解き 岡澤恭子

大学で「平安時代の女性と仏教」を学んだ経験を生かして、平成10年の長谷寺の涅槃図の修復を機にお釈迦さまの涅槃図の絵解きを始めました。その後、絵解きへの関心が高まり、現在では毎年真言宗智山派総本山智積院で修行僧に絵解きの講義を行う他、川崎大師、護国寺、智積院東京別院、名古屋大須観音をはじめ、全国各地の寺院や檀信徒研修会、青年会、寺庭婦人会、各種教育機関等で絵解きを行っています。皆さまと一緒にお釈迦さまのご生涯をたどり、そのお心に触れたいと思います。お誘いあわせお出かけ下さい。

 

再生の聖地ハツセに学ぶ 

-再生の決め手-


長谷寺の長谷はそもそもハツセという。


漢字を当てれば「果瀬」「泊瀬」「初瀬」と書く。


果は果てること、泊はとまること、初ははじまること。
終わり、とどまり、始まり――。


山深き谷あいの奥の、清らかな水が流れくだる何処かに、そのような特別な「瀬」がある。


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昔の観音堂

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部屋の片づけをしていたら、こんな写真が。

大正時代から昭和の初めにかけての観音堂です。

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そして仁王門と、鐘撞堂。どちらも、屋根の風情がいいですね。

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一緒に写っている皆さんの姿もいいですね。

ここに写っている人は、きっとどなたか、地域の長老たちのお父さんやおじいちゃんたちなのでしょう。

もし、これをご覧になって、皆さんのお宅に、古い時代の長谷観音の写真がありましたら、ぜひお知らせください。

昔の境内の姿を、少しでも伝えていきたいですね。

八月九日は、毎年のお祭り「三十三燈籠献灯祭」。
今年もにぎやかに行われました。

地元塩崎の山崎地区の若衆たちによる大燈籠の奉納。

様子を写真でご紹介します。


白助翁のお墓

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我が家の老犬モコの散歩は、長老のお役目となっている。

が、70歳を過ぎた長老は、

一念発起して、

現在、四国八十八箇所を徒歩で巡礼中。

したがって、散歩の友不在の現在、老犬は散歩の時刻ともなると
『ワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワンワン(散歩せんかいこら、何しとんねんわれぇ)』

と、盛んに吠えるので、私と娘がこの要望に応えるのである。

犬は、決まったコースを歩くのが好いと聞いたこともあるが、

娘は、決まったコースが嫌いな性格で、

必ず『新しい道』をせがむ。

毎回のように違う道に進んでいくため、

モコはいささか戸惑った表情を見せることもある。

しかし、毎日のようにコースを変えてみたところで、近所なのだから選択肢も知れている。

そこで、今日はとうとう山に登っていくことになった。


たたみ

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久しぶりに、一日しとしと雨降りです。

最近降る雨は、短時間にドバドバと降るから、こんなふうに静かに降ると新鮮だ。

もっとも台風だから、激しく降っている地域もある。被害がありませんように。

この雨降りの中、午後から畳屋さんが仕事をしています。

10月に予定されている晋山式の記念事業として、庫裏の畳の表替えを計画したので、9月になってから少しずつ進めてもらっている。

職人さんの仕事は、みていても楽しい。

朝から、暑------い。

観音堂で、朝のお勤めをすると、朝の太陽が背中に当たり非常に暑い。

この時期だけ、お勤めの場所を移動しようかと真剣に考える。

堂内での次第を終えると、回廊に出て、長谷神社の上社に向けて法螺を捧げる。

といっても、まだまだ練習の身で、へっぽこな音。きっと長谷のお山の神様たちも苦笑いのことでしょう。

今朝もまた朝の勤行と祈祷を終えて、法螺を抱いて回廊に進んだ。

すると、、、、、。

 

工事が進んでいます。

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長谷観音の境内では、現在、排水処置を含む参道の整備事業が進められています。

 

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山腹にある境内ですから、雨が降ると、山からの水が流れてきたり、また染み出してきて、境内の、ちょうど観音堂へ歩いていくところが「グチャグチャ」になってしまうのが、悩みの種でした。

ただでさえ、長い石段を頑張って登って、ああやっと着いたよ、と観音堂に進むその時になって、足元が「グチャグチャ」なのは、雨水は自然のことだもの、と頭で分かってはいてもやはりガッカリする。

しかも、水はけが悪くて、一度雨が降ると、いつまでもいつまでも水がたまっているし、染み出してくる水も少なくない。

そういう悩みの種を解決したいと願っていたところ、檀家総代さんたち、そして檀家の皆様のご理解をいただいて、排水と参道の整備が実現した。

夏のお祭りが8月9日の夜だから、なんとしてもそれまでには終了したい。

現在、排水のためのアンキョの埋設のための土木工事がすすめられています。

 

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だんだん暑くなる毎日で、梅雨も近づいて、現場の工事の皆さんは大変です。

(しかも、私がうっかりして伝えるのを忘れていたので、バックフォーが2度も水道管を・・・・涙)

工事中は、参拝の皆さまに御不便をおかけしますが、夏には整備されて歩きやすくなった参道が完成しますので、しばらくの間お待ち下さい。

南無工事安全

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4.jpgのサムネール画像

仕事にいく私

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娘(6才)が描いた「仕事に出かける私の図」である。

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野沢菜を漬けました

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年の瀬が近づき、寒さも冬らしくなって来ました。

風が冷たくなったと外にでるズクがなくって来る頃になると、一本の電話が入ります。

それは、弟の奥さんのご実家からで、「今年もそろそろですよぉ」と、お寺で漬ける分の野沢菜を分けて下さるお電話なのだ。

いつ頃からか、北風小僧の寒太郎のように、我が家にいよいよ冬を知らせる電話を頂くと、いそいそと頂戴に向かう。

ちょうど、長谷寺と千曲川をはさんで東側の山の麓にお宅がある。

車で、広々とした田んぼの中を抜けていくと、あちこちの畑で野沢菜を収穫している人の姿を見かける。また、庭先で家族総出で野沢菜を洗って漬け込んでいる家もある。

信州の冬の始まりだなぁ、と思う。

お豆腐屋さん

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地元に一軒のお豆腐屋さんがある。

私が子どもの頃、そのオジサンが自転車だったか、カブだったかをノロノロと運転しながら、例のラッパを吹き吹きあちこち御用聞きをしていた。

寺の施餓鬼には欠かせない食材で、手作りの味わいがあり、素朴で、何と言うが「コシ」があった。

ある時、学校の帰りに豆腐屋のおじさんのラッパを聴きつけ、みんなでおじさんが商売をしているところには走っていった。

私の仲良しのいたずらっ子が、大きな声でおじさんに尋ねた。

「おっちゃんも、豆腐食うだ?」(「~だ」はこの地域の用法で疑問や独り言などに多用される。例:「どこ行くだ?」「さて、畑行くだ」)

ちょっと、悪ガキらしい意地悪な聞き方であった。

すると、豆腐屋のおじさんは、驚くような大きな声できっぱりと言った。

 

息が白い・・・

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二十四節気では白露節、七十二候だと草露白になり、今朝は御堂の屋根にも朝露が乗っていた。

鐘つき堂から朝日を眺めていると、千曲市の森の辺りは朝靄がかかっている。

裸足の足が肌寒く感じ、ふと気がつくと息が白い。

「ああ、秋だなあ」と思わず呟いた。

いつものように、本堂裏山の倒木や枯れ枝の片付けに来てくれている小山さんが、上のほうから声をかけてきた。

「おはよぉ、さむいなぁ」

笑いながら、大きな篭を背負い降りてくる。背負い籠には枯れた枝や切った枝が一杯に入っている。

娘写経

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11月に6才になる娘が5月から寺の「写経の会」に参加している。

今日も参加した。

むろん、まともな字になるはずは無いのだが、それなりになる。

〈写経における「まともな字」とは何か、これも悩ましいところだ〉

息子は何度も参加しているが、相変わらずミミズの這ったような気味の悪い字のままだが、娘の方が何となく字に見える。

最初は、筆ペンでやってみたが、筆圧の調整がないから、インクがどんどん出てしまって丸い黒団子の列になってしまった。

そこで、前回からはサインペンにしてみた。これはいける。

もっとも、般若心経を最後まで書きつくすのはまだ難しくて、三分の一位になると投げ出してどこかへ脱走してしまう。

2015年7月

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