住職日記

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身は花とともに落つれども

身は花とともに落つれども 心は香とともに飛ぶ 弘法大師空海 『性霊集』より   私たちは、この世に生まれたからにはいつかは死んでいかなくてはなりません。 昔から、遅れ先立つのはこの世の定めという通りです。 しか […]

一日の安心と元気は仏壇から

■一日の安心と元気は仏壇から 朝、仕事や学校に行く前に、仏壇に手を合わせると、手を合わせないより必ず良い一日になります。 不思議ですが、確かに毎朝のお参りは私たちに安心と元気を与えてくれます。 なぜ「朝の祈り」が一日に安 […]

幸いであれ!

一切の生きとし生けるものは、 幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。 いかなる生物生類であっても、 怯えているものでも 強剛なものでも、 悉く、 長いものでも、 大きなものでも、 中くらいのものでも、 短いものでも、 微細 […]

チベットの十一面観音さまのお話

十一面観音さまは、どうして十一のお顔を持つようになったの?チベットに伝わるお話です。

なみだの湖

なみだの湖 あるところに、ふたりの兄妹がいました。 とてもとてもかなしいことがあって、 ふたりはいつも泣いていました。 泣いているふたりをなぐさめようと、大人たちはお菓子をあげたり、 歌をうたったりしましたが、かなしみが […]

五郎丸選手と三密加持

ラグビーの五郎丸選手が話題です。   (五郎丸選手のツイッターより) とりわけ、五郎丸選手のルーティン(きまりきった仕事。日々の作業)と、あの手の仕草が、「まるで仏像の印だ」と話題になっています。ウェブ上では「 […]

桜の季節

あれをご覧、深い山奥に人知れず咲く桜がある。誰に愛でられることもない。しかし満開に咲いている。桜は、誰かに見られ褒められたくて咲くのであろうか。
違うであろう。人知らずとも精一杯咲くのである。お前はどうか。

一本の手に

一本の手に 私たちは、寺社に詣でて、神仏に自分の願いを聞いていただこう、叶えていただこうと祈ります。しかし、ある師はおっしゃいました。 それは逆なのだ、と。 そうではなく、寺社に詣でたら、自分の願いを聞いてほしいと願う前 […]

お釈迦さまのことば

お釈迦さまのことば。   今に伝えられるその言葉。   私たちは、ふつうそれを読むことが多い。   でも、よく考えてみれば、 お釈迦さまご自身は何かを書き残した方ではない。   そ […]

あれをみよ

桜は、誰かに見られ褒められたくて咲くのであろうか。違うであろう。人知らずとも、精一杯咲くのである。お前はどうか。

常楽会にこめられた恋慕の情

ひたすらに舎利(遺骨)に恋慕渇仰の想いを凝らせば、必ずやお釈迦さまと会える!

形に迷わっしゃるな~盤珪禅師

形の上では男女に違いはあるけれど、仏心に関していえば、何の違いもない。決して形にとらわれて迷ってはならない。盤珪禅師