住職日記

発願 千日祈祷

発願 千日祈祷 令和5年(2023年) 宗祖 弘法大師 ご生誕1250年 記念浄行 ご本尊十一面観世音菩薩の供養法「十一面法」壱千日奉修  ●はじめに 発願 来る令和五年(二〇二三年)は、真言宗の宗祖弘法大師空海さまのご […]

御開帳のご案内

春の御開帳のお知らせポスターです。

チベットの十一面観音さまのお話

十一面観音さまは、どうして十一のお顔を持つようになったの?チベットに伝わるお話です。

観音@ハツセ考

観音@ハツセ考風に乗った種が飛来し、異国の大地に根づく。 今では珍しくなくなった花が、帰化植物であることを知り意外に思うことがあるように、風景に融け込んでしまった仏教もまた、外来種であり、いつか誰かが持ち込んだものだ。 […]

再生の聖地ハツセに学ぶ -再生の決め手-

再生の聖地ハツセに学ぶ -再生の決め手-長谷寺の長谷はそもそもハツセという。 漢字を当てれば「果瀬」「泊瀬」「初瀬」と書く。 果は果てること、泊はとまること、初ははじまること。終わり、とどまり、始まり――。 山深き谷あい […]

工事が進んでいます。

長谷観音の境内では、現在、排水処置を含む参道の整備事業が進められています。 山腹にある境内ですから、雨が降ると、山からの水が流れてきたり、また染み出してきて、境内の、ちょうど観音堂へ歩いていくところが「グチャグチャ」にな […]

白助物語(長谷観音開基伝説を読む) シラとハセ

生まれ清まった者   白助=シラスケ    最後に白助の名前と長谷という言葉について触れましょう。  まずは白助という名前から考えてみたいと思いますが、シラとスケを分けて考えてみます。先に「助=スケ」 […]

白助物語(長谷観音開基伝説を読む) その4

旅の終わり              その後九ヵ年を経て、くたんの本尊の左手忽然として失せぬ。時天くもり山幽にして、翁が家を巻き覆い、夜中に及んで件の女房の云う。我は是れ長谷寺の地主瀧蔵権現なり。大聖の御使に此の所に来れ […]

白助物語(長谷観音開基伝説を読む) その2

 旅の深まり                翁かの説法の詞にしたがって、当山(※奈良の長谷山)に尋ね入るに、寳石いまだ顕はれ給わざる前なれば、堂舎もなく、本尊もいまさず。ただ茫然として山に向かうほどに、中心に當って光を放 […]

白助物語(長谷観音開基伝説を読む)

 旅の始まり                         仁王三十五代、舒明天皇の御宇に、当寺(※大和長谷寺)の宝石も観音も、いまだ顕れたまわざる前一百年ばかりに、信濃国更級郡姨捨山のほとりに、允恭天皇六代の孫、白介 […]