住職日記

弘法大師 正御影供

今日は、弘法大師空海が、高野山に入定された日です。 お大師さまは、密教の深い瞑想に入ることによって、この世に肉体を留めたまま高野山の奥の院に今なおいらして、56億7千万年の後に、弥勒菩薩がこの世に現れるのをお待ちになり、 […]

弘法大師の日

毎月21日は、弘法大師の縁日「御影供-みえく-」です。 中国で大作の映画も製作され、グローバルな関心を寄せられる弘法大師空海。 (※映画『空海‐KU-KAI‐』公式ウェブサイト) 真言宗という、日本仏教の一宗派の宗祖とい […]

すきなことば

4月6日 晴れ 春らしくなってきました   今日は、長谷寺とも縁のある詩人の故・山尾三省さんの詩から、私の大好きなものをひとつご紹介します。 ことば       […]

遠く離れていても

3月23日 曇り 晴れ    実際に会ったことも少ないし、じっくり話したこともあまりないのに、気持ちが通い合う遠方に住む友人がいて、SNSでやり取りをしている時、ふと弘法大師の言葉を思い出しました。 &nbsp […]

護摩祈祷

新春初詣の護摩祈祷の様子です。 少しだけアップいたします。 参拝結縁の皆さまとともに、心ひとつに観音さまに祈りを凝らす護摩祈祷。 燃えあがる火焔を見つめ手を合わせます。 『とても元気が湧いてきました』 『気持ちが澄んでき […]

弘法大師御誕生 青葉まつりに思う

6月15日は、弘法大師のお誕生日です。 誕生の地については諸説ありますが、伝統的には香川県の屏風ヶ浦。 私も一度訪ねました。 屏風を立てるがごとき姿からその名になったといわれますが、信州の山国から行けばなだらかな讃岐の山 […]

岐に臨んで幾度か泣く

岐に臨んで幾度か泣く   岐は「ちまた」と読みます。すなわち「私は、岐路にさしかかって、何度も泣いた」と、この言葉の主は言うのです。岐路とは、もちろん人生の岐路。なぜ泣いたか。それは、この岐路に当たってどちらに […]

宮坂宥勝猊下~にんじんのお坊さん~ 御遷化

真言教学のみならず、現代仏教の泰斗、偉大な学僧である宮坂宥勝猊下が御遷化なされた。 世寿90歳。 私は、たまたま宮坂猊下が総本山智積院において能化(管長)として在任中に、5年間本山勤めをさせていただいた。 私は直接接する […]

四国遍路の思い出 3

 写真の人   お堂にはいろんな人の写真があります。 誰かが持ってきて貼っていきます。 いつの間にかそんな写真でお堂の前は一杯になっています。 おじいさんやおばあさんの写真もあります。 お父さんやお母さんの写真 […]

暑い

暑い日が続いています。 リンゴの畑の前を通りかかると、お檀家で寺の世話人さんが働いています。 この時期には「あきばえ」という品種の収穫が近づいてくるらしいのですが、普通ならほどほどに色づく季節なのに、今年は暑さのあまり焼 […]