ご朱印のこと

御朱印は、お参りした仏さまや神さまと深いご縁で結ばれた証です。その由来は、奈良時代に西国三十三観音霊場を開創された徳道上人というお坊さまが、閻魔大王より授かった宝印です。閻魔大王は、観音巡礼をした証として、この宝印を授かったものは地獄に堕とさないと申され、それ以来観音霊場のみならず、各地の神仏の霊場の参拝の証として御朱印が授けられるようになりました。特に「納経」と言って、それぞれの寺社仏閣のご本尊やご祭神に般若心経などのお経(写経・読経)を納めることは、大きな功徳があるので、その功徳を積んだ証として朱印が授与されました。そのような御朱印の歴史を大切に、お寺巡り、お宮巡りをして御朱印朱印をいただく際には、まずは心を込めてお参りをしましょう。できる方は、お経を唱えたり、写経を納めましょう。それが出来なくても、本尊さまの前で、ひと時心静かに手をあわせお祈りしましょう。それぞれのお寺やお宮の歴史に思いをはせ、守り伝えてきた先人の心を感じ、自身の命を生かすご縁の広がりを思い、自分を越えた大きな世界、大きな存在を感じてみましょう。家族や、先立った大切な人々の思い、その平安を祈りましょう。御朱印を授かるごとに、そのようなお祈りも重ねていけば、お寺巡り、お宮巡りは、本当にあなたの人生を豊かにし、感謝と喜びをもたらしてくれるでしょう。

長谷寺の御朱印

受付時間 10:00~16:00
受付場所 庫裏
御朱印代 300円

お願い

ご朱印をご希望の方は、参拝後お受けいたします。

ご朱印をお渡し出るまでは少しお時間をいただく場合がございます。お時間に余裕をもってお越しください。

ご朱印をもらうにはご朱印帳が必要です。