住職日記

シラスケの相撲と弓くらべ

長谷寺を開基した伝説の人、シラスケさんは、その物語の後半で、観音さまの導きで出会った美しい妻をめぐって土地の権力者と勝負をする。 妻をかけて、その勝負は2回。 一度目は「弓くらべ」。 二度目は「相撲」であった。 この弓く […]

白助物語(長谷観音開基伝説を読む) シラとハセ

生まれ清まった者   白助=シラスケ    最後に白助の名前と長谷という言葉について触れましょう。  まずは白助という名前から考えてみたいと思いますが、シラとスケを分けて考えてみます。先に「助=スケ」 […]

白助物語(長谷観音開基伝説を読む) その2

 旅の深まり                翁かの説法の詞にしたがって、当山(※奈良の長谷山)に尋ね入るに、寳石いまだ顕はれ給わざる前なれば、堂舎もなく、本尊もいまさず。ただ茫然として山に向かうほどに、中心に當って光を放 […]