絵解き釈迦涅槃図

絵解きではお釈迦さまのご誕生から、青年時代の修行や多くの人々との出会いと別れ、そして真理を求め、人々とともに、 悩み、喜び、歩んだ80年のご生涯のお話をします。 たった一枚の画から紡ぎだされる大いなる物語に耳を澄まし、 心を遠く2500年前に羽ばたかせて、お釈迦さまに会いに行きましょう!

ご案内

絵解き 釈迦涅槃図ねはんず~お釈迦さま最後の旅~

長谷寺ではお釈迦さまの命日(やしょうま)に当たり寺宝「大涅槃図」を公開しお絵解きをします。

仏教の祖、お釈迦さまの最期の様子が描く涅槃図の絵解きは、お釈迦さまが80年のご生涯を通じて、お釈迦さまが何を求め、何を伝えたのかを物語ります。長谷寺の寺宝「大涅槃図」のお絵解きで、お釈迦さま最期の旅路を一緒にたどりましょう。

開催日時

毎年 3月15日

午前10:00・午後2:00

「 絵解き釈迦涅槃図 – お釈迦さま最後の旅 – 」

会場 長谷寺庫裏

口演 岡澤恭子(住職夫人)



入場無料

毎年恒例の涅槃絵(やしょうま)で絵解きを行っています。
どなたでもご参加できます。お気軽にお越しください。

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絵解きについてはブログでも更新しています。こちらもご覧ください。

絵解き日記

団体受付

各種団体の研修会、企業の新人研修、小・中・高校生の学習として、または団体旅行 の皆さまにも拝観いただいております。

その他ご希望により行います。お問い合わせください。

団体は15名以上、入場料は一人500円以上より承ります

絵解きのこと

絵解きとは、絵の内容を分かりやすく解くこと、絵に込められた物語をお話しすることです。

その歴史はるか昔にインドで始まり、やがて仏教とともに日本へと伝わりました。

仏さまの教えを分かりやすく絵解きは、人々に喜ばれ、おおいに盛んになりました。

特に、お釈迦さまや弘法大師など物語や、お経を分かりやすく絵解きしたもの、各地の霊場の縁起物語、そして「地獄極楽図」も人気がありました。

中でも日本人が大切にしたのは、仏教の開祖であるお釈迦さまの涅槃図の絵解きです。

涅槃図とは、お釈迦さまが80歳で亡くなる時の様子を描く絵画で、沙羅の林にお体を横たえたお釈迦さまが、弟子たちに最後の法を説かれます。

長谷寺の絵解きでは、お釈迦さまの誕生から出家、お悟り、そして説法の生涯をたどり、その折々に出会った弟子や人々との心の交流を通じて、お釈迦さまの教えとお人柄をお話ししてまいります。

そして、沙羅双樹の間に身を横たえたお釈迦さまと、弟子アーナンダとの魂の交流を物語ります。

古来、一度でもお釈迦さまの絵解きを聴けば、極楽に往生できるとされ、深い仏縁となります。ぜひお参りください。

動画 釈迦涅槃図 お絵解き

岡澤恭子による釈迦涅槃図の絵解き「お釈迦さま最後の旅」の冒頭をご紹介いたします。