住職日記

謹賀新年

跳ね、駆け、成し遂げる年に

檀信徒のみなさま、新年明けましておめでとうございます。旧年中は長谷寺にお心を寄せていただきありがとうございました。本年も何卒よろしくお願いいたします。

 本年が災害のない、穏やかな日々でありますように、ご本尊十一面観世音菩薩さまに心から祈念し、檀信徒の皆さまのご息災とご多幸を日々御祈祷申し上げます。

令和8年 元旦の日の出

 本年は「丙午(ひのえうま)」の年。馬といえば、力強く駆け抜け、一直線に目標へ向かっていく姿が想像されます。そのような姿から、馬は「駆ける力」「やり抜く勢い」「生命力」の象徴でした。そして丙午(火×午)という組み合わせには、太陽のように燃えて成長を遂げるという意味があります。ただ、その勢

いは一歩間違えると、自分も周りも傷つけてしまうほど強いもの。だからこそ大切なのは、手綱をしっかりと握り、自分の行き先を見定めて進むこと。その手綱と眼差しこそ、智慧であり慈悲すなわち仏心です。そうすれば令和八年は、これまで培ってきたものが一気に実りへと向かう一年となるでしょう。

 午年の守り本尊は勢至菩薩(せいしぼさつ)さまです。智慧の光で迷いを払い、私たちを導いてくださる仏さまです。

午年の守り本尊 勢至菩薩
長谷寺所蔵 十三仏供養図(山口勝人画)

 人生の道に迷うことは誰にでもあるものです。その時は、仏さまを念じ、智慧と思いやりの心に立ち返りましょう。その智慧と思いやりの光に照らされ、迷いを越えて駿馬の如く跳ねる一年。できない理由ばかり考えず、小さなことでもチャレンジしてみましょう。老いも若きも、何か夢をもって駆け抜けてまいりましょう。皆さまの歩みが、大地を力強く蹴って、希望へと進む一年となりますように。

 今年も、日々に観音さまにお参りし、安らぎと生きる力を授かりましょう。       住職 合掌

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