お寺の日常

緑がきらきら輝く季節になりましたね。
長谷寺の境内も、あふれるような緑に包まれています。

真っ青な空と
あふれるような緑

御開帳やその片付けが終わり、長谷寺にもいつもの日常が戻ってきました。
今日はそんな、お寺の日常のひとコマを。

先日は総代・世話人さんにお手伝いいただいて、たくさんのつつじなどの苗木を植えました。お参りの方が様々な季節の花を楽しめるように、毎年広い境内のあちこちにお花を増やしているのです。

草花の苗は私1人で植えていますが、たくさんの苗木となるととても1人や2人では無理。檀家さんであるプロの庭師さんが、希望を聞きながら苗木をセレクトして下さり、その指導のもと、20人ほどでよいしょよいしょと穴を掘り、土や肥料を足し、苗を植えこみ、仕上げに水をかけていきます。

「俺のだけ枯れたら嫌だな~」とにぎやかに笑いながら、汗を拭きつつ作業をして下さる皆さま。総代・世話人の皆さまには、御開帳中も大変お世話になりました。いつもお寺のためにお力を貸して下さり、本当に感謝しかありません。この総代・世話人の皆さまが、長谷寺の寺宝です。もう家族のような、大好きな総代・世話人さんたちなのです!

苗木を植えて下さる
総代・世話人さんたち

14時からはじめて、16時過ぎに終了。
珍しい花もあるそうで、綺麗に咲くといいな。
さて終了後は、コロナの間ずっと中止していましたが、久しぶりにこちら!

大好きな素敵な総代さんの奥様と
焼きそばジュージュー

境内の裏で慰労会。鉄板バーベキューです♡。
テーブルはベニヤ板、椅子はりんごのケースの即席会場(笑)。
向かい合わせの幅を広く取り、感染対策をして、やっと久しぶりの実施です。2年ぶりの慰労バーベキュー会に、皆さまとてもいい笑顔でした。このバーベキューの材料も、大きな鉄板も、総代さまの手慣れたお手配なのです。
私は感謝の気持ちをこめて、こちらを手作り。

60個のいなり寿司!

しそ、胡麻を混ぜこみ、桜の塩漬けをちょこんと載せたいなり寿司60個。
甘み、酸っぱさ、桜の塩味が、疲れた身体に良いかな~と。
長野は27度にもなった暑い日でしたが、楽しい1日でした。

この日は、午前中はご法事。
慰労バーベキューの後は、夜、地域とお寺で協力しておこなっている婚活のミーティング。
静かな日もあれば、こんなにぎやかな1日もある、お寺暮らしのコマです。

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