今年も、花を植える日々

今年も、お花を植える季節がやってきました。
いつもは、遅霜をさけてゴールデンウィークのはじめに植えるのですが、今年は4/16~5/8まで御開帳でしたので、片付けなどしているうちにすっかり遅くなりました。

でも大丈夫!
昨年の秋、来春は御開帳できっと忙しくなる、と予想して、秋のうちに来春から咲く宿根草をいくつも植えこんでおいたのです。去年の私、ありがとう。
雪の多い冬でしたが、宿根草は無事に全て冬を越え、きれいな花を咲かせてくれました。

今咲いているのは
全て宿根草
大好きな花
モモバキキョウ

これまで何年もずっと、宿根草を植えてお寺に花を増やしてきましたが、植えるのはいつも春。寒い地域なので、植えたての宿根草が寒さにやられてしまうのではないかと心配だったのです。

でも、秋に植えこんだ宿根草は、冬を越しひと回り大きくなって春を迎え、花つきもいつもよりたくさん!寺嫁、学習しました。宿根草は秋に植えることにします。

この宿根草の手前に、毎年植え替える一年草を植えます。

手前がまだ小さい一年草

この手前の一年草で、毎年花壇のイメージが変わります。
ここは、石段を登り切ったところにある、ささやかなウェルカム花壇。長谷寺にようこそ、のお迎え花壇として、優しく柔らかいホッとする色合いを心がけています。

御本堂の前には
こちらも去年植えたナデシコ

この日は住職と、たくさんの紫陽花とツツジの植樹もしました。
住職が挿し木で増やした紫陽花を、広い境内のあちこちに一緒に植えていきます。

何十本もの紫陽花を
2人でせっせと植えていく

今日は1日お庭仕事!と決めたら、お昼のお弁当も作ってしまい、日が暮れるまで作業します。
お花を植えると、夕方のお庭仕事が増えて夕食の時間が遅くなるのですが、これからの季節、夕風とひぐらしのなき声につつまれながらのお庭仕事は、1日を幸せに終えていく癒しの時間。

だんだん咲いていくのが楽しみ!
紫陽花が咲いたら、またこのブログでお知らせしますね。

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