住職日記

石仏

石の仏さま

長谷寺の六地蔵さま。十王堂のそばにまつられています。

長谷寺には、石仏もたくさんあります。
ちゃんと数えたことはありませんが(汗)50体はあると思います。

上の画像は、六地蔵さま。
あの「笠地蔵」のお話しでもご存じのように、
私たちをいつも見守ってくださるのが六地蔵さまですね。

六つの姿は、六道の世界。
つまり地獄・餓鬼・畜生、修羅、人間、天界という
生きとし生けるものの
生まれかわり死にかわるすべての世界に、
ひとつとして現れないところはないということ。
お地蔵さまは大変ありがたい仏さまです。

お地蔵さまの優しいまなざし

昔は村の境に必ずま祭られました。
きっと、悪いものが村に入ってこないように願い、
また用があって村を出ていく時も、
道中の加護を願ったのでしょうね。

長野市の松代出身の山上武夫さんの作詞、海沼実さんの作曲で知られる
「見てござる」はこんな詩です。

村のはずれの お地蔵さんは
いつも にこにこ 見てござる
なかよしこよしの ジャンケンポン「ホイ」
石けり なわとび かくれんぼ
元気に遊べと 見てござる「ソレ」
見てござる

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/mitegozaru.html

私たちの身近にいつもいてくださるお地蔵さま。
身近すぎて、忘れてしまうほど。
身近な石仏に少し心を向けてみませんか。

皆さんのそばにも、きっといらっしゃいますよ。

長野市篠ノ井塩崎の畑にたたずむお地蔵さま

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