令和4年の1月から7月までの絵解き口演を、ご報告いたします。
1月30日:総本山智積院 専修学院(京都)
2月7日:智山青年連合会(ウェブ)
3月12日:滋賀県 実践運動研修会
3月15日:長谷寺涅槃会
4月11日:全日本仏教婦人会(ウェブ)
4月16日:かもめツーリスト来寺
5月11日:JA虹のホール青空
5月31日:BS観光来寺(長福寺)
6月5日:日本死の臨床研究会
6月8日:仏教勉強会
7月3日:千葉県善雄寺
絵解きは毎年、1月末の総本山智積院さまから始まります。
修行僧の方たちに向けて語る絵解きは、こちらも毎年背筋が伸びる思い。
真っすぐな眼に出会い、私もがんばろう!と思う、絵解きのスタートなのです。
毎年2月にうかがっていた保育園や、鎌倉、東京のご寺院は
今年はコロナのため、残念ながら中止となりました。
2月7日の智山青年連合会さまの講習会は、
「今お寺にできること」~寺族とともに考えるお寺の未来~
というテーマで、寺族の皆さまに向けても広く発信されました。
寺庭(お寺の奥さん)である私自身にとっても大切なテーマでしたので、
数か月かけて考えを整理し、どうお伝えするのがよいか考え、
パワポに初挑戦し💦、貴重な勉強をさせていただいたありがたい会でした。
6月8日のタミさん主催の仏教勉強会の絵解きでは、
「スワルマンドール」という珍しい楽器の演奏とともに、絵解きをさせていただきました。
48弦もあるインドの琴だそうです。
チャーリーさんの奏でる「スワルマンドール」は
どこから降ってくるのかと思うようなキラキラした「天上の音色」で、
ふんわりとと柔らかい光に包まれて
お釈迦さまと旅をするような絵解きになりました。
7月2日の千葉県善雄寺さまは、2度目でしたが
50年も続けてこられた仏教講習会の50回記念に呼んで下さったもの。
しかもコロナ禍になってから、何年も延期して実現を待っていて下さったのです。
ついにうかがえた時には、感謝で涙が出そうになりました。
ご住職ご夫妻がここまで一生懸命なさってこられた歴史もお聞きし、
敬意と新たな勇気を胸に、久留里線の旅をして帰ってきました。
善雄寺さまのホールに飾られたお花が、とても綺麗で見ていたら、
そのお檀家さんが「切ってくるから持って帰って」とわざわざ畑に行って下さったり、
「いつか必ず長野に行くから」とおばあさまが手を握って下さったり、
馬来田駅のホームで電車を待っていたら
もう1人だけホームにいらした方が
「あのう、電車は1両で、そこではドアが開きませんので」と、声をかけて下さったり・・・。
いつも、どの絵解きの時も、つくづく思うのです。
絵解きを通じて、言葉にできないほど素晴らしい出会いをいただいていると。
絵解きの旅は、ご縁と出会いの旅。
とても大切な、かけがえのない宝ものです。
これまで絵解きでお会いした皆さま、
本当にありがとうございます。
これからも絵解きを通じて
たくさんの方にお会いできますように!
もっともっとよい絵解きをお届けできるように
絵解きもココロも磨きつづけていかなくちゃ‼