住職日記

蓮の花

お寺の池の蓮が咲き始めました。

この蓮も檀家さんが池に植えてくれたもの。

昨年は葉が開いただけで花は咲きませんでしたが、今年は開いてくれました。

開花の時を静かに待つ蕾



お盆に合わせて開くなんて、うれしいですね。

蓮は、泥にあって泥に染まらず、その高貴な姿は、仏教でも大切にされます。

蓮は、この世の苦しみの泥に染まらない私たちの本来の心の象徴。

観音さまはいつもその手に蓮の花を持たれます。

観音さまが手に執るのもこうした蕾(未開敷蓮華(みかいふれんげ))



身近に蓮の花をご覧になる機会があれば、ぜひゆっくりまたじっくりと見つめてください。

満開に開いたらまたアップしたいと思います。

長谷寺の蓮の花に、ぜひ会いに来てください。

蓮の花の周囲には静謐な時空が広がります
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