住職日記

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悲しい思い出、再会

境内の各所に開く彼岸花。 もう盛りは過ぎましたが、それでも点在する深紅の群生ははっと目を引きます。 別名を曼殊沙華、とは、思えば美しい名前です。 いかにも、天上の花、あるいは浄土の花、先立った死者たちの花、という気がしま […]

蓮の花

お寺の池の蓮が咲き始めました。 この蓮も檀家さんが池に植えてくれたもの。 昨年は葉が開いただけで花は咲きませんでしたが、今年は開いてくれました。 お盆に合わせて開くなんて、うれしいですね。 蓮は、泥にあって泥に染まらず、 […]

花だより ツツジ

華厳 花でかざられる観音さまの浄土 今回の美しい写真は長野市を拠点に活躍されている「移動写真館 喜録屋」さんに撮っていただきました。ウェブサイトはこちら  https://kirokuya2012.wixsite.com […]

花だより さつき

お寺のサツキ、ツツジ、ボタンが開き始めました。 これから連休にかけて、コロナであまりお出かけとはまいりませんが、感染対策をしてお花たちに会いに来てください。 コロナで滅入った気持ちも少し晴れるかもしれません。 そしてゆっ […]

桜 ‐3‐

あれをみよ 深山の桜咲きにけり 真心尽くせ 人知らずとも 桜の季節。 あちこちに美しい桜の花が咲き誇る春を迎えていることでしょう。 春は農業も始まり、入学、入社と、何事につけ始まりの季節でもありますね。 街を歩けば、大き […]

桜 ‐2‐

ねがはくは花のもとにて  春死なむ その如月の望月のころ 右の名高い和歌は、僧であり、歌人であった西行法師の歌です。 西行法師は、平安時代の後期の人で、武家に生まれ、出家前は佐藤義清と称した剛勇の侍でした。あの平清盛とと […]

桜 ‐1‐

観音に誓って花に死なんかな 長谷寺第二十六世住職慶覺は、書と俳句をよくし、特に俳句については著名な宮本虎杖(こじょう)について研鑽し、師の遺言により「天姥」の号を授かりました。虎杖は一茶と同じころの人で、北信濃一帯で活躍 […]

梅の花が咲きました

この季節は、春近しとはいえ、緑なく境内も寂しい感じです。そんなところへ、この梅はどの花よりも先に赤い花を開いてくれて、お参りの人たちを楽しませてくれています。

長谷寺、秋から初冬へ

信州の里の紅葉も進んでまいりました。   長谷寺の境内も、その周辺も、いよいよ錦秋の葉が風に舞っています。   先日、檀家さんがドローンで観音堂を中心に撮影してくださいました。   深まりゆ […]

紫陽花の候

信州さらしなにもアジサイの季節がやってきました。 この花は、雨の季節に人の心を和ませてくれますね。   この花の名前は、「藍色が集まったもの」である「あづさい(集真藍)」から名付けられたとか。 日本語って素敵で […]

温かな陽ざしに誘われて

温かな陽ざしに誘われて   3月1日。晴れ。 朝は冷え込んだけれど、春めく陽射しで10時頃にはだいぶ暖かくなった。 そんな温かさに誘われて、毎月の命日に「月参り」をしているお檀家さんのお宅に歩いていくことにする […]

長谷観音 花便り

長谷観音の桜の開花は、、、もう少しお待ちください。  いま、こんなかんじです。(4月1日撮影)   枝垂れ桜の蕾が、少し開き始めましたね。   桜も観音さまも、皆様のお参りをお待ちしています […]