住職日記

「長谷寺の住職は現在35世代目。歴史ある寺を守ること、そこから仏教を発信すること、そこが地域に開かれた場となること。課題も夢も山積み。そんな住職の日々と思いをつづります。」

謹賀新年

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明けましておめでとうございます。

こうして、無事に新しい年を迎えることができましたことに、心から感謝したいと思います。

年頭に当たり、お釈迦さまの祈りの言葉をご紹介します。


生きとし生けるもののすべてが

 安楽で 幸福でありますように

およそ生命があるものならば

弱いものも 強いものも

大きなものも

中くらいなものも

微細なものも

遠くにいるものも

近くにいるものも

すでに生まれた者も

これから生まれるものも

一切の生きとし生けるものが

幸福でありますように

                     『ブッダの言葉』スッタニパータ


お釈迦さまのこの祈りは、2,600年も昔の祈りです。

遠い遠い昔の祈りですね。

しかも、日本からはるかに離れたインドのどこかで祈られたものです。

でも、お釈迦さまはこの祈りの中で、未来に生まれ出るものも安楽であれと祈っていらっしゃいます。

ですから、私たちも、お釈迦さまの大いなる祈りにつつまれているのです。

私たちは、この世に生まれるはるか昔からすでにお釈迦さまによって祈られているのです。

この祈りを原動力とするのが、仏教なのですね。

このお正月、無事に新しい年を迎えることができた感謝とともに、この祈りの言葉を心から唱えてみましょう。

お釈迦さまの祈りを、唱えてみましょう。

はるか2,600年前のお釈迦さまからの祈りに応えてみましょう。

お釈迦さまが、おーい、と呼びかけて下さっていると思って、おーいと答えるように、この祈りを唱えてみましょう。

時を超えて、お釈迦さまと私たちが、一切の生きとし生けるものの安楽を祈り合う。

今年も、きっとこの世の私たちの暮らしはなかなか大変で、苦しいことも多いでしょう。

哀しいことや辛いことがあったら、この祈りを思い出しましょう。

祈られている私たちであることを思い出しましょう。



本年が、皆さまにとってよき年でありますように、このお釈迦さまの祈りのお言葉を差し上げたいと思います。

恭禮三宝 南無釈迦牟尼如来




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