住職日記

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発願 千日祈祷

発願 千日祈祷 令和5年(2023年) 宗祖 弘法大師 ご生誕1250年 記念浄行 ご本尊十一面観世音菩薩の供養法「十一面法」壱千日奉修  ●はじめに 発願 来る令和五年(二〇二三年)は、真言宗の宗祖弘法大師空海さまのご […]

魂が帰ってくるお盆

アメリカ新大陸の開拓時代のお話です。 ヨーロッパの白人たちがアメリカ大陸に新天地を求めて続々と渡ってきました。 ヨーロッパの人々は競って土地を求めていました。 当時、土地勘のない白人たちは、インディアン(ネイティブ・アメ […]

病み疲れた心と体を癒すみとほけ 薬師如来の詩

人の体と心を癒し、生きる力を与える薬師如来の詩です。   じっくり味わいください。   —–   祈り           山尾三省   南無浄瑠璃光  海の薬師如来 われらの 病んだ身心を 癒し […]

疫病退散 写経のすすめ 

写経(延命十句観音経)のすすめ ※添付ファイルは下部にあります   新型コロナウィルスの感染拡大の折、皆々さまには、お互いに大きな不安と様々な困難に直面されておられることと、心よりお見舞い申し上げます。 &nb […]

「で」の人

「で」の人   以前、本山の僧堂で指導をしていた時、T君という修行僧がいました。 彼は寺院後継者ではなく、30歳を過ぎて発心し、仕事を辞めて道場にやってまいりました。 彼はひと言でいうと不器用でした。 お経も、 […]

ねこ

涅槃会が過ぎると、信州も春が近づいてきます。 今朝も、境内の裏山で鶯がたどたどしく鳴いていました。 新聞で素敵な歌と出会いました。 ↓をご覧ください。

未来の御成敗式目が生まれる日まで

未来の御成敗式目が生まれる日まで ある文化が違う世界観を有する思想と出会うと、それを受け止め、吟味し、消化して血肉化し、その思想を自分たちの言葉で語り、それを「生きる」のに数百年という時間を要する。 そんな話を聞いたこと […]

開かれたお寺で「気が滅入る話」を

お寺というところは、祈り、学び、気づき、出会いがある場所であってほしいといつも思っています。   そのため、祈りの法要だけでなく、法話の会や講演会、そしていろんな楽しいイベントも開かれます。   でも […]

人が死ぬって、初めて知った

いい年をして、人が死ぬんだとはじめて知った青年がいた。 「おれも死ぬのか?」と人に聞いたという。 「もちろんですよ」 そう言われて、あまりのショックで家に引きこもったとか。 青年の名は、ゴータマ・シッダールタ、後のブッダ […]

その中の一人

観音経には、こんな一節があります。 「人々が、金銀財宝を求めて大海に船出したところ、にわかに黒風が吹いて船が悪鬼羅刹の国に漂着してしまった」。 この短い一節は富を求める経済活動の危うさを語っていますが、まるで、私たち日本 […]

弘法大師 正御影供

今日は、弘法大師空海が、高野山に入定された日です。 お大師さまは、密教の深い瞑想に入ることによって、この世に肉体を留めたまま高野山の奥の院に今なおいらして、56億7千万年の後に、弥勒菩薩がこの世に現れるのをお待ちになり、 […]