2009年09月09日 住職の独り言 西洋人は美しい 森鴎外が、 西洋人を美しいと思うことが、爾後百年日本を苦しめることになるでしょう と呟いた。 日本だけではなく、韓国や中国やアジア全体が苦しんでいる。 尊敬するお坊さんのブログにこんな言葉があった。 『ヨーロッパ(西洋) […]
2009年07月30日 仏教住職の独り言 松原泰道老師の思い出 昭和、平成を代表する仏教者である松原泰道老師が亡くなられた。 偉大な僧の死は遷化というが、まさ松原先生はこの世での教化を終えて、あの世の教化へと遷っていかれたのだ。 101歳だった。 老師には長谷寺の法話会にお越しいただ […]
2009年07月12日 住職の独り言寺暮らし 娘写経 11月に6才になる娘が5月から寺の「写経の会」に参加している。 今日も参加した。 むろん、まともな字になるはずは無いのだが、それなりになる。 〈写経における「まともな字」とは何か、これも悩ましいところだ〉 息子は何度も参 […]
2008年03月23日 住職の独り言地域のことシラスケ物語 彼岸の日の出 レイライン 太古の人たちの宗教について分かっていることは少ないのだと思うが、長谷寺のある土地も、仏教寺院となる遥か以前から何らかの聖地とされていたのだとおもう。 そう考える理由はいくつかあるのであるが、そのひとつが彼岸の日の出だ。 […]
2008年03月19日 住職の独り言 夢やぶる初音枕に一周忌 先日、母の一周忌の法事が営まれた。 時の経過を早いと感じたり遅いと感じたり、人間は時計の針の運行のようにはいかない心の流れを持っている。 わけても日本語の『とき』という言葉には、解く、溶く、融ける、ほどけるなどと通じる語 […]