住職日記

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大横綱でなかったとしても、不世出の大ヒーローである

はっきり申し上げて、私は朝青龍のファンでありました。 身近で接したことがないから、この大横綱には「相撲に対する敬意」がないのか、はたまた「綱をしめるに足る品格」が備わっていないのか知りようがないけれども、テレビで見る限り […]

おっちょこちょい

思い込む、ということがある。 その思い込みに気がついても、いつどの時点でそのように思い込んだのか良くわからないけれども、とにかく確信して行動してしまっていることがある。 今日もそういうことがあった。 ご法事に出かけた。 […]

謹賀新年

あけましておめでとうございます。 南無大悲観世音菩薩 私たちのこの一年が、健やかで、安らぎに満ちたものでありますように。 年頭に、観音さまに、そうお祈りする。 年の初めにあらためて観音さまと縁を結んで、 一日一日を、大切 […]

森獏郎さんと公開対談

もう終わってしまったので宣伝ではありませんが、12日に千曲市の「アートサロン千曲」で、板画家の森獏郎さんと「木喰」をめぐっての対談をしました。 といっても、私は木喰仏についての見識もなく、それについての強い関心を持ってい […]

藤本幸邦老師

篠ノ井円福寺の御先代である藤本幸邦老師が御遷化された。 世壽九十九歳、老衰であったという。 戦後、親とはぐれ孤児となった子、あるいは戦災で親を失った子どもたちを引き取り、寺で育てた。 我が子同様、あるいは我が子以上の愛情 […]

政治資金の仕分けもやってくれ

なんというか、画期的と自画自賛している大臣のいる「仕分け」であるが、ニュースなどでみているうちに、なんだか嫌な感じがしてきた。 確かに、膨大な税金の使途だから、好き勝手に誰かが儲かるような仕組みの中で決められるのは面白く […]

インフルエンザ

息子が新型のインフルエンザになった。   周囲の中学校や小学校ではだいぶ流行していて、学級閉鎖も続いていると聞いていたが、地元の塩崎小学校にはまだそれほどの感染者は出ていなかった。 ところが、数日前に、同じ5年 […]

七五三まいり

今日は、七五三のお参りがありました。 初参り(お宮参り)にお観音さまに参拝してご祈願をする方も増え、近年は七五三のご祈願をするご家族も増えてきました。 子どもの無事成長祈願は、「7歳までは神のうち」と言われた(つい最近ま […]

南無

こんなうたを詠んだ人がある。     南無とする   南無ともならぬ此の世ゆえ   南無とかせねば   南無ともならぬ   戯れ歌、ではない。 南無、といいながら、かたっ苦しくもない。   […]

お豆腐屋さん

地元に一軒のお豆腐屋さんがある。 私が子どもの頃、そのオジサンが自転車だったか、カブだったかをノロノロと運転しながら、例のラッパを吹き吹きあちこち御用聞きをしていた。 寺の施餓鬼には欠かせない食材で、手作りの味わいがあり […]

新月、祈りの夜

新月の夜、祈りを歌い、歌い祈る手作りのライブが行われました。 新月は祈りの夜。 この夜に捧げた祈りは叶うといわれます。 ディーカオンカの2人の歌声は、不思議な響きを持っています。 何かが解放されている声と言えばよいのでし […]

息が白い・・・

二十四節気では白露節、七十二候だと草露白になり、今朝は御堂の屋根にも朝露が乗っていた。 鐘つき堂から朝日を眺めていると、千曲市の森の辺りは朝靄がかかっている。 裸足の足が肌寒く感じ、ふと気がつくと息が白い。 「ああ、秋だ […]