住職日記

藤本幸邦老師

篠ノ井円福寺の御先代である藤本幸邦老師が御遷化された。 世壽九十九歳、老衰であったという。 戦後、親とはぐれ孤児となった子、あるいは戦災で親を失った子どもたちを引き取り、寺で育てた。 我が子同様、あるいは我が子以上の愛情 […]

シラスケの相撲と弓くらべ

長谷寺を開基した伝説の人、シラスケさんは、その物語の後半で、観音さまの導きで出会った美しい妻をめぐって土地の権力者と勝負をする。 妻をかけて、その勝負は2回。 一度目は「弓くらべ」。 二度目は「相撲」であった。 この弓く […]

政治資金の仕分けもやってくれ

なんというか、画期的と自画自賛している大臣のいる「仕分け」であるが、ニュースなどでみているうちに、なんだか嫌な感じがしてきた。 確かに、膨大な税金の使途だから、好き勝手に誰かが儲かるような仕組みの中で決められるのは面白く […]

インフルエンザ

息子が新型のインフルエンザになった。   周囲の中学校や小学校ではだいぶ流行していて、学級閉鎖も続いていると聞いていたが、地元の塩崎小学校にはまだそれほどの感染者は出ていなかった。 ところが、数日前に、同じ5年 […]

七五三まいり

今日は、七五三のお参りがありました。 初参り(お宮参り)にお観音さまに参拝してご祈願をする方も増え、近年は七五三のご祈願をするご家族も増えてきました。 子どもの無事成長祈願は、「7歳までは神のうち」と言われた(つい最近ま […]

南無

こんなうたを詠んだ人がある。     南無とする   南無ともならぬ此の世ゆえ   南無とかせねば   南無ともならぬ   戯れ歌、ではない。 南無、といいながら、かたっ苦しくもない。   […]

南インド古典舞踊(バラタナティヤム)松本公演のご案内

長谷寺でも公演された南インド古典舞踊(バラタナティヤム)の横田ゆうわさんの公演が決定! 皆さん、ぜひお出かけください! インド・祈りの舞と語り vol.3 ~詩聖がうたう再生への賛歌~ 踊ることは祈ること。祈ることは踊る […]

お豆腐屋さん

地元に一軒のお豆腐屋さんがある。 私が子どもの頃、そのオジサンが自転車だったか、カブだったかをノロノロと運転しながら、例のラッパを吹き吹きあちこち御用聞きをしていた。 寺の施餓鬼には欠かせない食材で、手作りの味わいがあり […]

新月、祈りの夜

新月の夜、祈りを歌い、歌い祈る手作りのライブが行われました。 新月は祈りの夜。 この夜に捧げた祈りは叶うといわれます。 ディーカオンカの2人の歌声は、不思議な響きを持っています。 何かが解放されている声と言えばよいのでし […]

宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんのブログに、長野の西方寺でコンサートをしたチベット人ミュージシャンのテチュンさんのことが! 本物は本物を知る。 もっとも、テチュンさんの音楽家としてのこれまでの活動実績からすると、そんなに驚くことじゃない […]

【新月の集い】のご案内

長谷寺とご縁のあるアーティスト、DIKA OMKA(ディーカオンカ)によるスピリチュアル・ナイトのお知らせ。 DIKA OMKAは、 「魂の吟遊詩人・宗純」と 「恵みのmessage・空色カミュ」の 2人によって結成され […]

戦略局とか戦略的とかって、どうよ

最近、いろんな場面で使われる「戦略的云々」という言葉。 これって、どうなんでしょう。こういう表現でしか、伝えられないものなのかな? 例えば、私たちの真言宗智山派には教化部という仏教の教えを世に広めるための専門部署がありま […]