
森鴎外が、 西洋人を美しいと思うことが、爾後百年日本を苦しめることになるでしょう と呟いた。 日本だけではなく、韓国や中国やアジア全体が苦しんでいる。 尊敬するお坊さんのブログにこんな言葉があった。 『ヨーロッパ(西洋) […]
今日は、歯の話。 四世紀に、インドからスリランカに伝えられたというお釈迦さまの左の犬歯をまつるお寺がスリランカにある。スリランカの仏教徒のあつい信仰の対象となっていて、歴代王朝守護の宝物、王位継承の印として […]
夫は五つの方法で妻に奉仕しなければならない。 一、尊敬する 二、軽蔑しない 三、道から外れたことをしない 四、権威を与える 五、装飾品を与える & […]
観音さまの歌 観音さまほど古来から私たちの国で親しまれてきた仏さまはいらっしゃいません。 その救いの心は、長い年月の間に日本人の文化の基層や私たちの心の深いところにまで染み渡り、根づいています。 それだけに […]
生まれ清まった者 白助=シラスケ 最後に白助の名前と長谷という言葉について触れましょう。 まずは白助という名前から考えてみたいと思いますが、シラとスケを分けて考えてみます。先に「助=スケ」 […]
旅の終わり その後九ヵ年を経て、くたんの本尊の左手忽然として失せぬ。時天くもり山幽にして、翁が家を巻き覆い、夜中に及んで件の女房の云う。我は是れ長谷寺の地主瀧蔵権現なり。大聖の御使に此の所に来れ […]
旅から還って 夢さめて下向しけるほどに、初瀬の里、森というところにて、童子一人具したる女に合ぬ。みめことからゆゆしくして、立ち寄るべき様もなし。翁兎角親しみ依って […]
旅の深まり 翁かの説法の詞にしたがって、当山(※奈良の長谷山)に尋ね入るに、寳石いまだ顕はれ給わざる前なれば、堂舎もなく、本尊もいまさず。ただ茫然として山に向かうほどに、中心に當って光を放 […]