
子どもは批判されて育つと、人を責めることを学ぶ。
子どもは憎しみのなかで育つと、人と争うことを学ぶ。
子どもは恐怖のなかで育つと、おどおどした小心者になる。
子どもは憐れみを受けて育つと、自分をかわいそうだとおもうようになる。
子どもはばかにされて育つと、自分を表現できなくなる。
子どもは嫉妬のなかで育つと、人をねたむようになる。
子どもはひけめを感じて育つと、罪悪感を持つようになる。
子どもは辛抱強さを見て育つと、耐えることを学ぶ。
子どもは正直さと公平さを見て育つと、真実と正義を学ぶ。
子どもは励まされて育つと、自信を持つようになる。
子どもはほめられて育つと、人に感謝するようになる。
子どもは存在を認められて育つと、自分が好きになる。
子どもは皆で分け合うのを見て育つと、人に分け与えるようになる。
子どもは努力を認められて育つと、目標を持つようになる。
子どもは静かな落ち着きのあるなかで育つと、平和な心をもつようになる。
子どもは安心感を与えられて育つと、自分や人を信じるようになる。
子どもは親しみに満ちた雰囲気の中で育つと、生きることは楽しいことだと知る。
子どもは周りから受け入れられて育つと、世界中に愛があふれていることを知る。
千四百万年の寺づくり 「寺離れ」が進行する今日、私が地域における菩提寺の役割を考える時、いつも思い起こす出来事があります。私はこのエピソードの中に寺が蘇るヒントがあるのではないかと思っています。 &nbs […]
観音@ハツセ考風に乗った種が飛来し、異国の大地に根づく。 今では珍しくなくなった花が、帰化植物であることを知り意外に思うことがあるように、風景に融け込んでしまった仏教もまた、外来種であり、いつか誰かが持ち込んだものだ。 […]
神に触れる 詩人の山尾三省さんの「森の家」という詩の一節にこんな詩があります。 ご自分の子「閑ちゃん」が生まれたばかりのころの詩です。 * やわらかな 閑ちゃんの体の熱がそのまま膝に伝わり 嬰児( […]
長谷観音の桜も、本日とうとう開花。 一日おきに晴れと雨が繰り返す今日この頃。 長谷観音には、江戸時代からの句碑がいくつか建っています。 でも、どれも字が難しくて読めません。 読めなければ、ただの石が由緒あり気に建っている […]
思いやりの誕生日に–花つまり– 梅が香り、桜が咲き、桃の開く春を迎えると、お釈迦様の誕生日、四月八日がやってきます。 暦の妙か、辛い冬が去っていっせいに花々が咲くこの季節に、お釈迦様はお生まれにな […]
明けましておめでとうございます。 こうして、無事に新しい年を迎えることができましたことに、心から感謝したいと思います。 年頭に当たり、お釈迦さまの祈りの言葉をご紹介します。 生きとし生けるもののすべてが 安楽で 幸福で […]
一本だけ、残った。 木石に、 言葉をかけることを笑う人もあるでしょうが この半年、 あなたから、 どれほどの人が、 どれほどの励ましを得たでしょう。 あなたがそこにいてくれたので 悲しみばかりの私たちの大地に、 希望の芽 […]