住職日記

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天気予報好きDNA

3月7日 曇りのち雪 時おり吹雪く 亡くなった母親は、なぜかテレビの天気予報が好きでした。 朝、昼、そして晩と、主にNHKニュースの後半にある天気予報をチェックしていました。   そして冬なら「ああ、東京は明日 […]

卒業式 「さよなら史」のはじまり

3月5日 啓蟄 晴れのち曇り   春は卒業の季節。 昨日は息子の高校の卒業式に参加し、しみじみ。 私の母校に通った息子は高校生活を大満喫し、部活動に、生徒会活動に、そして学業にと、正直、私の息子とは思えないほど […]

うしれいひなまつり

3月3日 桃の節句 晴れ。冷たい風、強し。 女の子の健やかな成長を祈る、桃の節句。 中国には数千年に一度だけ花を咲かせて実をつける不思議な桃を食べると不老長寿になるという伝説があるそうです。 その実を食べたのが、かの孫悟 […]

しわよせの日

3月2日 晴れのち曇り。午後から冷たい雨。   お寺の会計事務を修行する。苦行。これぞ難行。 よく滝に打たれたりするのを苦行というが、やりたい人にとっては苦行でも何でもない。 好きでやってる人もある。 &nbs […]

温かな陽ざしに誘われて

温かな陽ざしに誘われて   3月1日。晴れ。 朝は冷え込んだけれど、春めく陽射しで10時頃にはだいぶ暖かくなった。 そんな温かさに誘われて、毎月の命日に「月参り」をしているお檀家さんのお宅に歩いていくことにする […]

いのりのしずく

小児科医の細谷亮太先生のお話しを通じて、小林一茶の句を味う機会を得た。   一茶は、家庭的には実はとても不遇の人だった。それは、一茶の句に親しむうえでは、とても大切なことだと思う。よく知られているのは、ようやく […]

檀家さんこんにちは

私とお寺とのご縁。人とお寺とのご縁。 檀家と菩提寺という関係の中で、日本人はどんな心を育んできたのでしょう。 個人を大切にする現代のライフスタイルが進んで、従来の共同体つまり地縁・血縁に基づく文化や価値観は、現代の人には […]

其中一人

謹賀新年 あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。 ご挨拶が遅くなりましたが、本年が良い年となりますよう、皆様とともに心よりお祈り申し上げます。 世界の情勢を見渡しても、日本の社会の様子を見ても、報道を見る限り不 […]

冬至の頃の贈り物 

その昔、中国では冬至を太陽運行の起点と考え尊い日として祝いました。    古代中国の皇帝は、その天の運行を司る能力を天命によって授かるものであり、その神聖な力に則って暦を作りました。   周 […]

人は、あなたに出会って私になる

あっという間に12月。   子供の頃は感じなかったのに、年齢を重ねるにしたがって時の流れが速く感じられますね。 無常迅速、という言葉がしみじみ感じられる師走です。   12月は振り返りの季節でもありま […]

住職インタビュー

こちらの「まいてら」というサイトでお寺のこと・住職のことを紹介していただきました。「まいてら」は、世の中と仏さまの教えをつなぐ、志あるスタッフが進める素晴らしい取り組みですので、長谷観音の記事以外にもたくさんご覧になって […]

寿命

グリム童話 寿命(じゅみょう)  あるところで、寿命についての、グリムのお話を知りました。人生80年と言われ、100歳まで生きる人も少なくない時代を迎えましたが、私たち一人ひとりのその長い人生の内実はどうなのでしょう。そ […]